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医師不足は避けられますか? 国は何をし、地方はどうしたら良いですか? 医師はどうすべきで、患者は何を求めますか?
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あけましておめでとうございます

2007年は医療崩壊にブレーキがかかるどころか、アクセルが踏まれ続けた1年でした
ブログを立ち上げて約1年ですが、医療を取り巻く環境は改善するどころか悪化し続けています

「医師不足と言うけれど」
その後に続く言葉は

・本当に改善する気はあるのか?
・医師招聘の見込みはあるのか?
・コ・メディカルは医師に協力する気はあるのか?
・頓珍漢な提案に実効性はあるのか?
・これ以上医師の労働環境を悪化させる事に危機感はないのか?
・医療費抑制の方針転換はしないのか?
・患者側の認識に変化はないのか?
・マスコミ報道に悪意はないのか?
・無知なコメンテータの発言は是正されないのか?
・無茶な要求にいつまで耐えなければいけないのか?
・違法逮捕が医療崩壊を加速させる事に気付かないのか?

など憤りと疑問の言葉に基づく意見でしたが
最近は

「医師不足と言うけれど」

・どうせ改善される見込みはないのだし
・いつまでたっても人は補充されないのだし
・頑張っても見返りは何もないのだし
・無茶な期待と要求は一向に減らないし
・相も変わらず無知な報道は多いし
・頑張り続けても体が持たないし
・仕事に追われ続ければ家庭を顧みれないし
・労働基準法が順守される見込みも全くないし
・結局医師の聖職意識とボランティア精神に頼るしかない方策しかないし
・3者(行政・医療従事者・患者)それぞれが被害者感情を持っているし
・今の環境で長期間耐えていく事は絶対に無理だし

もういっそ医療崩壊行く着く所まで行って
格差も医療費負担もアクセスの悪さも
全部仕方ない事だと諦めて
期待する事をやめたら良いのに

と諦めと投げやりな想いが強くなってきた1年でした


極論的ですが
医療崩壊を後押しする報道はあっても
日々流れる医療ニュースで、医療崩壊を食い止める明るいニュースなんて滅多にありません
期待を持つ事も難しくなります

医学部の定員を増やそうと、医療崩壊真っただ中の現状に即効性はありません
ドクターバンクを立ち上げようと、応募する医師がいなければ話になりません
奨学金で医師を確保しようと、現場に立つまで時間がかかり、地方では人さえ集まりません
1人数役の赤カブドクター構想も、産婦人科に身を置く自分は怖くて手を出せません
看護師に医師の役割をさせるのも良いですが、医師の雑務を引き受ける方が先でしょう
署名を集めて医師を招聘できるなら、医師不足なんて問題になりません
議会の決議も結構ですが、その前にお金を出す方が先でしょう
救急患者の「たらい回し」報道も、いっそ引き受けてERの隅っこで放置しておけば良いのでしょうか
集約化への反対も、無い袖は振れのですからどうしようもありません

医師の業務負担軽減目的に、規制改革会議が提案するものなど愚の骨頂ですし
産経新聞はどこまでも「開業医優遇」をやめれば良い、パイは十分との主張を崩さない迷走ぶりですし
やっぱり医師のへき地勤務義務化が必要だと、人権無視の知事は仰りますし
救急患者を拒否しないと、現場無視のお偉方は勝手に息巻いてますし
当直中に飲酒したと、それで医師の場合新聞沙汰になりますし
助産師賛美、助産院擁護の政治家は現場も知らないで好き勝手言いますし

もう明るい話題も、効果的な提案も何もありません
もう期待する方が難しいです

地方では2008年に産婦人科医療の崩壊が更に明らかになります
集約化は避けられません
幾らアクセスが悪くなる、設立母体の違う病院の統合は難しいと言っても
医師がいなくなっては仕方ありません
幾ら恨まれて、責められて、憤られても
その地域に医師を少人数で配置し続ければ、その地域に派遣される事になる医師は
しがらみを断ち切って、遠い地へ去っていきます。簡単に。
そうすればその地域全体の産婦人科医が減少し、大きな視点で見ると得策ではありません
地域を守るか、医師を守るかの選択を迫られます
余裕がある時は両方守られるべきです。
ですが、現状において医師を守る事が出来ないならば、その集合体に属する意味はなく
逃散する医師が続出します
そして、残された医師の負担は加速度的に増え、遅かれ早かれその地域の医療は終了します

それを防ぐために
どんなに医療アクセスが悪化しようと、集約化せざるを得ません
患者に負担を強いる事なしに、現状は改善しない事は明らかです
自助努力で医師不足の影響を最小限にとどめる事が可能であった期間は終わりました
最早、そんな段階ではないと言わざるを得ません
地方議員にとって医師招聘は重要な政策課題であり、地盤から診療科が撤退する事に
大きな拒否反応を見せる事は当然です
ですが、もうそんな事を言える状況ではない位、地方では医療崩壊進行中です

これも全ては国民・住民の選択によるものです
仕方ない事ではあります
でも、本当にもうどうしようもないのでしょうか…

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