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医師不足は避けられますか? 国は何をし、地方はどうしたら良いですか? 医師はどうすべきで、患者は何を求めますか?
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「ギネ 産婦人科の女たち」 2話目感想です

・双子のお産
:テレビ的ですね
:この病院は正常分娩ならDr立会いしないんでしょうか?

・gradeAカイザー
:手術室までこの位のスピードで移動できれば確かに理想です
→それにしても手術室遠いですね
:この早さで手術室に入れる施設は、実際どの位日本にあるのでしょうか?
:手術決定から12分で児を娩出
→この位のスピードで児を娩出させる事は、生涯ないかも・・・

・口唇口蓋裂の病状説明
→難しいとこですが、柊の説明導入は受容しがたいでしょうね
:「人を殺してはならないんです」
→個人の信条を理由に患者の自己決定権を損なうなら、開業してやる
  べきです

・筋腫分娩の多量出血
→輸血全開でも間に合わない位の出血ならば、緊急手術も仕方ないでしょうか
:血液型が判明しているという事は、術前検査は同時並行ですね

・子宮外妊娠破裂
→それまで無症状のわりに、ショックになるまでが早いですね
:間質部妊娠+AVM??
あの出血量でvital signs保てないなら、子宮全摘もやむを得ないです
:「2人とも生きているそれが最善」
→意見が別れるところだと思いますが、現場の緊急の判断としては
「最善」だったとは思います
:母親に摘出前に話が出来たのか?その余裕があったのか? 
→術前説明で可能性としては子宮全摘に触れると思います

・当直室での徐脈心音
→夢に出そうですが・・・
:60bpmのprolonged deceleration,8cm開大,station±0
→緊急帝王切開ですね。ただ凝固系採血や超音波でさらっと見る位をしてから
決定するのかなとも思いますが、case by caseですね
→視聴者がどう思うのかわかりませんが、11分は異常に早いです

・緊急帝王切開での多量出血
→これも夢にでそうですが・・・
:原作どおりの展開ですが、一部原作と違うのは最初に柊が術者をどかない事です
→どんなに慣れている産科医でも、湧き出る出血に足がすくむ瞬間があります
:上級医がいてくれるのと、自分以上の医師がいないのでは大違いです

・ラストシーンの医療制度に関する医長の言葉
:産科医側からの代弁者ですね

・「でもあの子は生きています」

:うーん・・・


*原作「ノーフォールト」の一番の読み所、と勝手に思っている手術での多量出血
の流れは、さほど改変されていないので良かったです
*以上勝手な感想
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・自殺の患者の救命を巡り衝突する進藤先生と研修医
→来院時CPA、何をやっても救命できず、仮に一時的に戻りICUに入っても
いずれdown hill。
研修医の感じる徒労感は理解できます。
「どんなに熱心にやっても結局自己満足じゃないの?」とは、3次救命でローテ
する研修医が多かれ少なかれ抱く思いかもしれません。
豊富なマンパワーがあり、目の前の救命に専念できる体制ならば、そんな思い
も小さくなるかもしれません

・心臓マッサージを途中で投げ出す研修医
→リアルでこんな研修医がいたら、翌日までに院内・院外まで噂が広がり伝説
になりそうです

・死に慣れるかどうか
→よく言われる事です。医療従事者は死に慣れすぎだと。
通常死とは忌避すべき事として取り扱われ、それが日常である医療従事者と
非医療従事者との考え方に乖離があるのは当然だとは思います。
ですが、非医療従事者が当事者として死を受け止め、喪に服す猶予を与え
られているのに対し、医療従事者はある意味当事者でありながら与えられる
猶予は極めて短いものです。
    そのわずかな猶予をどう過ごし、どう明けるかは個人差があって然るべきで
すし、個々人の心の安定を取りやすい方法を経験的に身に付けていくものだ
と思います。その喪の服し方には色々な型があるのだと、非医療従事者が
少しでも知ってくれればと思います。

・認知症に関する受け止め方
→小島先生の言う「早期に治療すればこんなに悪化しなかったのでしょうか」
進藤先生の言う「いずれ克服できると信じている」
実際のところ認知症はcommonの疾患ではありますが、専門医にconsultす
るtimigを遅らせないのも一つだと思います

・クレヨンを自宅まで持っていく看護師、スタッフ総出で患者を探す
→テレビ的ですが・・・。実際の大学付属病院ではありませんけどね。

・軽度の発作だと思ったら急に状態が悪化した喘息患者
→アナフィラキシーショックですか・・・ってなんででしょう
何か事前に投薬か摂取してましたでしょうか(?_?)。胸を開いて聴診していれば、
皮疹は確認できます。喘息患者はhigh riskであり教育症例ではありますが、
   実際に当たったら怖いですね。

・ピーマン
→平和で良いですね

*以上勝手な感想。
*今回もサイド目な話でした。ユースケは出番少ないですね。
基本的に今回は主役2人が影を潜めた、脇に重点を置く話でした

・眼科医と耳鼻科医が症例の問題を出し合う
→微笑ましい光景です。実際他科の疾患は国家試験時に詰め込んだ貯金
と、実習時代に勉強した知識に頼らざるを得ません。その点卒業直後で、
各科をローテーションしてきた研修医の知識が、上級医の知識を上回る
事も確かにあります

・約束を守れず離婚となった元救急医の麻酔科医
→元妻が言う言葉が耳に痛いですが。確かに患者は時間を選んでくれませ
ん。その患者達を回すだけのマンパワーが十分でなければ、休みが急に
キャンセルとなったり、休みの日に呼び出されたりなんて事は飽きる程あり
ます。それが当然の状況であったからこそ、疲弊に疲弊を重ねた現場が破
綻したのです。

・「命より大切な用事って何ですか?」と言われ、急患の元に戻ってくる麻酔科医
→まあ、テレビ的ですが。戻る事自体は褒められなくもないのですが、戻らなく
てもその事自体は責められる筋合いの話ではありません。
本当に、その医療従事者をその場で欠くならば、その患者を救命できないと言う
事例があったとして、その医療従事者が救命に参加できないからといって責める
輩は何者でしょうか?
それは医療の限界であり、個人の技量の限界であり、集団の能力の限界であり
かつてはそれを寿命と呼んでいました。

・胸腔ドレーンを挿入できない耳鼻科医
→「へー、こんな医者嫌だなあ。どんな医者も最低技量を身につけて欲しいよ」
なんて事を視聴者が思うのではないかと心配ですが。
救急をやっていれば研修医でもやる手技ですが、状態の悪い患者に、一人で
失敗の許されないプレッシャーの中行わざるを得ない耳鼻科医に同情します。

・救急に戻ってきた救急看護認定看護師と麻酔科医
→これにより誰かが休めるという話・・・ではなく、これによりもっと患者を受け容れて
頑張ろう!と言う流れでしょうか。それともユースケの言う3班体制につながるの
でしょうか。現場において欲しいのは、何よりもマンパワーです。オン・オフを切り替
えるには、自分の代わりとなり得る代替者が必要です。

・犠牲にして成り立つ救急医療
→自らの健康を守るためには、誰かの健康を犠牲にせざるを得ないのが現在の
医療体制です。
誰かの健康を守るためには、自らの健康か、自らの何かを犠牲にしなければいけ
ません。
そしてその誰かが守られなければ、自らの健康もまた守られません。
何も犠牲にする事無く、健康を得るという事は、現状において夢想でしかありません。

*以上勝手な感想
*救命病棟24時、ERは好きな医療ドラマです


・ソファで眠りこける救急医達
→医師・看護師が24時間同じ面子。そりゃ、「壊れます」よ。

・受け容れ要請を削って3人に
→現実問題キャパシティを超えて受け容れる事は、ユースケの
言うとおり「患者・スタッフにとって不幸」な事です
個々の救命病棟の問題と言うよりメディカルコントロールも問題です

・原告が救急現場を見て訴訟を取り下げる
→理想としてはそうであって欲しいと思いますが、現実としては・・・
リアルで進行中の医療訴訟の原告が怒りそう

・ストレッチャーに倒れこむ研修医
→お産で呼ばれて、あまりの眠さに分娩台で寝てしまった産婦人科医
もいます

・「きっとまた弾ける」と言って研修医から突っ込まれる進藤先生
→ターミナルの患者さんに「また家に戻れますよ」と言っても突っ込まれる
のでしょう

・敵は厚生労働省
→敵なんだか、迷走極まりない身内なんだかよく分からない組織ですが。
現場を知っている技官が増えれば、もっとまともになるでしょうか。
それともやはり官僚組織の中では、大事の中の小事として、否が応でも
あさっての方針を打ち出さざるを得ないのでしょうか。

・HIV感染リスクありの進藤先生
→HIVキャリアの可能性をあからさまに悲劇として扱ったり、陰性である
事を喜んだりせず、事実として描く事はテレビとしては良いと思います
*すぐに3剤の名称まで出た研修医は凄いなあ

・医師の立場で論陣を張るユースケ
→下手をしたら非医師の視聴者から反感を買いかねない内容ですが、
言っている内容は当然と言えば当然
それに対し「反感を買いかねない」と思う事こそ、これまでの医療に対する
過剰な期待と、受益を当然と思う無責任さの裏返しなのですね。

・戻ってきた眼科医
→テレビ的ですが。
現実としてはまたあの救急に身を置く事に対し、生活の激変を考慮すれば
二の足を踏んで当然とは思います
「俺だって医者だ」とな。どんな職場に居たって医師は医師ではあります。
命を直接救う事と、患者のQOLを上げる事は等価ではないかもしれませんが、
比較され責め立てられる事ではありません。
どちらを選ぶかは結局は考え方に依りますが

*次回予告「それでも医者ですか」「命よりも大切な用事って何ですか?」
→医者です
他人の命よりも大切な、医師の私用は存在します
→そもそも「命よりも大切な用事」を責め言葉に使う時、それはその時点で
その医療環境が終了している事を意味すると考えます。
定刻丁度に次の勤務帯のスタッフに仕事を引き継いで帰るような、そんな
交代勤務の外国の職習慣は、やはり日本には合わないのでしょうね。

*以上勝手な感想
*「医師不足と言うけれど」は「救命病棟24時」を良質な医療ドラマとして
応援しています





ブログ番外編

徒然事

救命病棟24時 1話目

・妊娠40週妊婦が結婚式
→誰か止めてやれ

・肺塞栓にて受け容れ病院なし
→普段どこの産婦人科で妊婦健診を受けてるの?

・救命医10人が一斉辞職
→それに近い事もありましたね

・進藤先生が初期治療室で緊急帝王切開
→ERのグリーン先生ですね。大学病院の産婦人科医は
一人も来ないの?

・babyはNICUへ。後半で後遺症なく?退室
→それは、それは・・・、良かったですねと・・・。臍帯動脈の
pH値を知りたいところです。

・小島楓が民事裁判
→確かにあんなんで裁判になったら辞めますな

・眼科医・耳鼻科医の応援Drの扱い
→謝れ、眼科・耳鼻科医に謝れ

・美容整形外科が実家の研修医
→清々しい位の決意表明に、尊敬の念を感じるリアル研修医
もいる事でしょう

・何かあったら病院を訴えるからな、と言う妊娠40週妊婦夫
→負ける気がしなくて、むしろ気が楽かも

・スタッフが24時間以上働き続けるER(看護師すら)
→大学病院としては破格の待遇ですね

・ユースケが言う患者からの「ありがとう」
→啓蒙番組としてはありでしょうか。確かに感謝されるのはやりがい
につながる事でしょう

・食中毒かと思ったら異物混入
→産婦人科医の出番はなさそうです・・・。全身管理に尽きますね

・小島楓が救急車内で急性硬膜外出血処置
→救急車が止まってる。まあ受け容れ先がなければしょうがない
のでしょうが。やるかやらないか、それが問題ですね

・疲弊するスタッフ達
→そりゃ、あんだけ働けばゴミ箱を蹴りたくなるでしょう。
帰る先があれば尚更頑張る意味がわからなくなりますね

・凄腕ユースケ
→心破裂を初期治療室で完結させるのは進藤先生的ですね

・最後に患者からのありがとうの手紙
→それはやっぱり嬉しく感じるものでしょう

*以上徒然事、勝手な感想のみ
*救命病棟24時は第1シーズンから全て見ている、医療ドラマでは
一番好きなドラマです


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