医師不足は避けられますか?
国は何をし、地方はどうしたら良いですか?
医師はどうすべきで、患者は何を求めますか?
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 医師の僻地勤務義務化について PR 医師不足の対処法、解決策、改善案が色々と出ています。
我々は福島事件で逮捕された産婦人科医師の無罪を信じ支援します
医師不足の解決法 考えてみたけれど、事態を即効的に解決する、そんな解決策は存在しなく 地道に、ゆっくりとでも環境を整えていくしかなくて 医師不足→残った医師の負担増加→患者さんにかけられる時間の短縮→患者さんのクレーム増加 残った医師の負担増加→連続勤務→疲労困憊→判断力低下→医療過誤?の眼差し→医療訴訟→防衛医療 患者さんのクレーム増加→マスコミの医師バッシング→医師の逃散→医師不足 この負のスパイラルをどこで止められるのか。 どうやって止めるのか。まだ有効な決定打のない現状 そんな中、医師不足を止める・緩和するのと、真っ向から対立する懸案事項 それが福島県産婦人科医の不当逮捕 「この逮捕は医師不足が招いた悲劇」と言う、医師側に責任ありきで、敢えて医師不足を解消する為に 擁護する、そんなわけではありません 医師不足、それがなくとも、逮捕された医師の行為は非難されるべき事ではなかったと、 まして逮捕される類のものではなかったと そう考えます 医師不足の現状だから、逮捕された医師を守れと言っているのではありません そんな時代じゃなかったとしても、非難されるいわれのない、逮捕されるいわれの無い 誤りではない選択を、不当逮捕された医師は取ったのだと考えます ただ、この逮捕は産科医師不足に拍車をかける結果となりました 当然の成り行きです 第一に、医学的に誤りではない行動を取った医師を逮捕した点で、この逮捕は批判されるべきです 第二に、全国的な問題となっている医師不足に拍車をかけた点でも、この逮捕は批判されるべきです 面子の為の逮捕、面子の為の起訴、面子の為の有罪持ち込み ここまで誤まった行為が続き、誤りを正す事が出来るのは、最早判決のみとなってしまった事すら 医師の無力感を誘発するのに十分な事でした もし、この不当逮捕で有罪になるような事になれば、日本の産科医療は終わりになると考えます 防衛医療、それを完璧に現場の医師が実践した時 最後の砦はどこになるのでしょう?どこが手を挙げるのでしょう?誰が参加するのでしょう? 医学的に非難されるいわれの無い事柄で、幾ら同じプロフェッショナルの同僚が擁護しても 机上の知識で学んだ素人に却下され逮捕される そんな危険を誰に冒してもらいたい、誰が冒すべきだと、かの人達は考えているのでしょう? もうpoit of no returnは超えた、そうかもしれません ですが、もしこの逮捕が肯定されるような事になれば本当の終わりです これから産科医療に携わる若い医師・医学生、そして現在携わっている同僚の為に 我々は福島事件で逮捕された産婦人科医師の無罪を信じ支援します 本記事は 新小児科医のつぶやき 2.18企画 http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070207 に賛同した記事です 市民「医者不足がなかなか解消されませんね。本当にどうしたら良いのでしょう。」 他人「今いる医師数は変わらないわけですから、短期的に改善するのは難しいかもしれませんね。」 市民「ですけど、医者を増員するには何年もかかりますよね。そんなに待つ事は出来ないですよ。」 他人「ではどうしたら良いと思いますか?」 市民「今いる医者の数は変わっていないわけだから、少ない病院に医者を増やすには余っている病院から 他人「他には海外から医師を招聘すると言う方法もありますが。」 市民「ニュースでも見ました。ですけど、海外から医者を呼んで働いてもらうって簡単にいくんですか?」 他人「実際は医師国家試験や旅券の問題などで、日本の医師と同じ条件で戦力として期待できる環境を 市民「すぐに海外から来てもらうってわけにはいかないんでしょうか?」 他人「医師不足の地域に、ポンと日本の医師免許を有さない海外の医師を派遣もしくは招聘する事は 市民「じゃあ、やっぱり医者を再配分するか、休んでいる医者に復職してもらうしかないですか?」 他人「まずはその2つの方法が医師不足の地域の解決策としては現実的でしょうね。」 市民「1つ目の医者の再配分ですけど、医者が余っている病院というのは実際あるんですか?」 他人「そうですね。医師不足の地域では『医師確保』を目的に活動していますが、その招聘する医師自体 市民「じゃあ、限られた医者数を比較的公平に分配するにはどうしたら良いんですか?医者の数が余っている 他人「勿論総医師数の他、科による人数を考慮しなければいけませんが、比較的医師数に余裕があると言う 市民「日本の医者の数は計算上は不足していなく、偏在が原因、ベッド数が多いのが原因ともニュースで 他人「人口当たりの医師数の数は他の先進国に比し大きな問題となるほど少ないわけではなく、それが医師数抑制政策の根拠となっていたわけですが、病床数当たりの医師数は確かに他の先進国に比べて少ないですね。偏在については都心、県庁所在地に集中しているのも事実だと思います。」 市民「結局今は医者の数は足りないんですか?」 他人「数字的には足りていても、現場で不足感が強い現状は明らかに医師不足でしょうね。」 市民「そのベッド数が多すぎて医者の数が足りなくなっているなら、ベッド数を減らして1つの病院あたりの医者 他人「その病院の集約化、統廃合を行うと確かに1病院当たりの医師数は増えて、現場の医師の負担も減るでしょうね。ですが、それが一番簡単で一番難しいからこそ進まないんでしょうね。」 市民「どうしてですか?」 他人「『あなたの地域の病院は医師不足の為閉鎖します。つきましては今より30分離れた病院を受診してください』。集約化された地域の住民は病院が大きくなって問題としないでしょうが、病院がなくなる地域の住民は強固に反対するでしょうね。それが必要な施策だとしても、納得を得るのは難しいでしょうね。」 市民「まあそうでしょうね。私だって近くの病院がなくなるって聞いたら反対しますよ。」
市民「だけど病院の集約化だって短期間で簡単にはいかないですよね。勿論反対運動などもあると思いますけど、それ以外だってその病院で働いている人の雇用問題とかも絡んできますよね。」 他人「そうですね。例えば全ての病院が公立病院であれば統廃合も可能かもしれませんが、所謂公的病院でもそれぞれ経営母体が違うわけですから、その病院群で機能を集約化するのは実際は難しい問題です。」 市民「どちらにしろ短期的には難しいと言う事ですか?」 他人「集約化すると言ってもそこで働く医師を確保できなければ、病院自体は動きません。その医師の確保にはその地域などから医師を集める事が求められますが、大局的な理解・認識を住民、経営陣、現場スタッフで形成していくには時間がかかるでしょうね。ですが例えば産婦人科、小児科などは避けえない科もあるでしょうね。」 市民「最近は県の職員として医師を雇用して、県職員の身分で医師不足の病院に派遣すると言う事もニュースで見ましたが、これはどうなんでしょうか?」 他人「詳しい制度は県によるでしょうが、一般と比べ医師は特に公務員の身分に魅力を感じる事は少ないですから、よっぽど魅力的な制度を導入しない限り応募が増えないと思いますね。」 市民「そうなんですか?安定した身分と、退職金など、一般的には公務員は人気が高いと思いますが?」 他人「医師免許があれば特に就職に困らないわけですから、特にこの医師不足の中では。その売り手市場の中で公務員として可能な招聘の待遇は制限された上で医師を集めるのは難しいかもしれませんね。」
他人「それはまた別の機会にしましょうか。」 大切な人と長く一緒にいたいと思うけれど 誰かの幸せな時を守る為 1人なら365日 +αの第2拘束に縛られて 誰かの幸せな時を守る為 そんな生活が産婦人科なのだと教えられ 今日まで地域のお産を守ってきた歴史すら 誰が言ったか立ち去り型サボタージュ 誰かの善意に期待する せめて今いる地域の産科医に花束を
|
カレンダー
フリーエリア
最新記事
(03/13)
(10/21)
(10/15)
(09/13)
(09/01)
(08/25)
(08/18)
(08/11)
(08/10)
(06/25)
(06/01)
(04/22)
(04/20)
(04/13)
(02/18)
(02/11)
(01/11)
(12/17)
(12/02)
(11/27)
(11/26)
(11/21)
(11/19)
(11/16)
(11/14)
最新TB
プロフィール
HN:
trias
性別:
非公開
自己紹介:
twitterでもつぶやいています
ブログ内検索
最古記事
(12/29)
(12/29)
(12/30)
(12/31)
(12/31)
(01/02)
(01/06)
(01/08)
(01/13)
(01/14)
(01/18)
(02/03)
(02/20)
(03/01)
(03/25)
(04/10)
(04/22)
(05/15)
(05/19)
(05/21)
(06/19)
(10/09)
(10/24)
(11/10)
(11/14)
アクセス解析
アクセス解析
カウンター
|