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医師不足は避けられますか? 国は何をし、地方はどうしたら良いですか? 医師はどうすべきで、患者は何を求めますか?
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医師不足と言うけれど

医師は不足しているのではなく、「偏在」しているだけだという論理
何度も聞く機会があります。
つまり「資源」はあるけれど、その「有効活用」がうまくできておらず
「力点配分」が出来ていないという論理でしょう。
それはそれで聞く部分はあります。

「有効活用」ではなく「無駄遣い」
それが医師不足の一因では確かにあります。

一人も医師がいない地域と対照的に
医師が溢れ、貴重価値など存在せずに
医師の仕事をする事無く、時間が流れて行く場所があります。

医師にしかできない仕事をする
医師にしかできない実力を身につけて、医師不足の地域で力を発揮する
医師不足の現状で、少しでもそれを緩和するには
大前提の事です
ですが、医師が溢れている中で働く人達にとって
それは別世界の事として、いつまでも医師が供給され続けると信じている人達にとって
周りの医師とは、医師不足と騒がれている世間における医師ではなく
以前と同じ、周りにあふれる医師に過ぎないと、そう思って仕事を続けている人達がいる事も事実です。

末梢静脈確保も出来ない看護師。医師は確かにできます。ですがそのおかげで資源が減少します。
医師に時間外の採血をさせる看護師。医師は確かにできます。ですがそのおかげで資源が減少します。
医師に採血の検体ラベルを貼らせる看護師。医師も確かにできます。ですがそのおかげで資源が減少します。
医師に点滴伝票を毎日出させる看護師。医師も確かにできます。ですがそのおかげで資源が減少します。
医師にレントゲン写真を取りに行かせる看護師。医師も確かにできます。ですがそのおかげで資源が減少します。
医師に輸血のパック交換を深夜でもやらせる看護師。医師も確かにできます。ですがそのおかげで資源が減少します。
医師に時間外の薬を薬局まで取りに行かせる看護師。医師も確かにできます。ですがそのおかげで資源が減少します。
定期の手術でも5時になると手を下し、器械出しを医師にさせる看護師。医師も確かにできます。ですがそのおかげで資源が減少します。
化学療法の薬剤を全て医師に詰めさせる薬局。医師も確かにできます。ですがそのおかげで資源が減少します。
患者のクレームにすべて医師に対応させる事務。医師も確かにできます。ですがそのおかげで資源が減少します。

資源が少ないと言いながら、困っている地域がありながら
湯水のように浪費しているところがあります。
「出来ない」のではなく「業務負担」になるから「しない」のだと
定時勤務の職種が24時間on callの医師に事もなくそう言います

大学病院

医師不足の中で、医師の医局離れを助長させる一因として
一度崩壊してみるのも良いかもしれません
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